キッチンを囲んでのコミュニケーション

utidecookingで作った料理

utideでは月に1回、スタッフでランチを作って食べるutide cookingを行なっています。

 

なぜutide cookingがスタートしたのか、そこには大きく2つの理由があります。

 

1.お客様の視点でのご提案を広げたい

お客様の暮らしに寄り添ったご提案ができるためには、まずは自分自身がいろいろな経験をして、生活を楽しむ経験を積むこと。特にキッチンは生活の中心となることが多く、限られた空間で収納量も確保し、導線や使いやすさなどの工夫も必要です。実際にいろんなキッチン設備機器を使い、キッチンからダイニングの導線、キッチンから見える景色など。実際にいろいろな経験をすることでお客様との会話に広がりが出ます。海外製の食洗器やオーブン、キッチン水栓なども使ったからこそ、お客様にお伝えできることがあります。

 

2.スタッフの健康を守りたい

仕事が忙しくなると、ついつい外食や出来合いのものを買ってしまいがちです。
スタッフの健康を少しでも考えた結果、月に一度みんなで食事をすることで、食への関心や健康への意識を少しでも感じてほしいという想いです。

 

メニューも皆んなで出し合います。今月はこちらのメニューでした。
・ドライフルーツ入りのし鷄(小堀紀代美先生のレシピ本から)
・タラとネギのグラチネ(サルボ恭子先生のLES TROiSのレシピから)
柿とかぶのマリネのサラダ
・ロマネスコとツナのサラダ(こちらのレシピをアレンジ)

 

のし鷄とは、洋風の松風です。
フードプロセッサーを使って鶏肉をミンチするところから作りました。
このひと手間がおいしさの秘訣です。
ネギの青い部分をたっぷりと使い、ドライ無花果もたくさん刻んでいれました。
(スタッフがネギの刺激にやられて号泣。。そのかいもあっておいしかったです。)
 

鶏肉の松風風

 
タラとネギのグラチネは、冬場のおいしいタラを身が崩れないように、豚肉の薄切りで包んで焼きます。
旬のネギをトロトロに蒸し焼きにしたあと、同じフライパンでそのままベシャルメソースを。
 

タラのグラニテ

 
この二つは、最後はオーブンでじっくりと火を入れて仕上げます。
 

海外製オーブン

 
バイキングのオーブン。
設置の位置が目線の高さにあり、出し入れがしやすく庫内が広いので複数の料理の同時調理が可能です。
(秋刀魚を一度に5匹焼ける事が齊藤宅導入の決め手です。)

 

サラダは、お客様からいただいたツナ缶、スタッフの岡部のおばあさまから送っていただいた柿、齊藤の妹さんからおすそ分けいただだいたカブとフェンネルを使って作りました。

 

まず、薄切りにしたかぶと柿は、シンプルに白ワインビネガーと塩、オリーブオイルとあえました。
黒コショウはホールのものをつぶして香り高く仕上げています。
(香りも色見も華やかで映える一品。)

 

野菜のサラダ

 
もう一品は、怪獣のようなかわいらしいロマネスコと、お客様からいただいたツナ缶と、フェンネルをレモンとビネガーであえたサラダです。
ロマネスコのなんとも言えない食感と、何よりツナ缶からのうまみがとても美味しい一品になりました。
 

utidecookingでの集合写真

 

日々は忙しさに追われ、なかなか話せないことも。
同じテーブルを囲んでわいわいガヤガヤ、食事がとれる時間はとても貴重なものです。
ここで体験した調理道具の使い心地や、配膳、片付け導線などを、お客様へのご提案に活かしていきたいと思います。

LET’S
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