【葉山・戸建リノベーション】隅出しで照明や距離感をシュミレーション

墨出しとは、文字通り図面で検討した内容を、現地でリアルに寸法を出して、配置を確認するプロセスです。遠隔のプロジェクトであっても、墨出しは必ず立ち会っています。

 

 

<葉山の中古マンションリノベーション:照明の検討>

 
葉山のリノベーションでは、キッチン・造作食器棚・ワインセラーの壁の墨出しをベースに、ダイニングテーブルの位置(ペンダント位置)を検討しました。ダイニングテーブル周りのスペースのゆとりと、セラーやキッチンで必要な棚の奥行きとのバランスを確認したた上で、ダイニングテーブルの位置を決定。同時に今回はペンダントが直結だったので、決めたダイニングテーブルの位置に合わせて具体的に天井のどこから線を出すかを、リアルサイズの風船を用いて検討しました。風船を使うのは、飯島さんのアイデアだったのですが、高さ調整も容易にでき、照明の検討には風船が適してると実感(ただ事前に膨らませて持ってくるのは嵩張って結構大変でした)。
 

風船でBOCCIの照明高さ検証_utide blog
葉山の家 解体後_utide blog

(完成後)

葉山の家 玄関ホールから見たダイニング_utide blog
葉山の家 キッチン・ダイニング_utide blog

<葉山の中古戸建てリノベーション:距離感の確認>

 
また中古戸建をリノベーションした葉山の家でも、キッチン・ダイニング・リビングが一つの空間にまとまっていえるため、互いの距離感などを実感いただくために、墨出しをお客様に立ち会っていただき、確認をしました(お客様に分かりやすいように、養生テープでキッチンの位置を示しています)。

キッチンに立った時をシミュレーション_utide blog
キッチン墨出し_utide blog

 
また墨出しとは少し異なりますが、制作するダイニングテーブルの大きさや、テーブルのカーブ(ベンチへの入りやすさを確認)するために、紙で作った実寸大の天板で検証をしました。
(現場で型紙を作成し検証)

ダイニングテーブル大きさ検証_utide blog

(完成後のテーブル)

utideオリジナルテーブル1_utide blog

 

utideオリジナルテーブル2_utide blog

 
このように墨出しは、業者間で行う墨出しはもちろんですが、お客様にも眺めや通路幅などをリアルに体感いただくのに、とても大切なプロセスです。

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