ランドリーシューターのある生活

プランニングをする上で、ランドリールームをどこに配置するか、迷いませんか?浴室や洗面室の近くですと脱衣をする時に便利ですが、キッチンから遠いと家事動線として少し不便ではありませんか?もちろん、お手伝いさんがいらっしゃったり、洗濯はご主人、調理は奥様と家事分担をされていらっしゃる等、キッチンに近い必要がない場合もありますね。このように、ランドリールームをどこに配置するかは、ライフスタイルや家の形状によって異なりますので、弊社では毎回じっくりヒアリングを行なって決めています。
 
特に2階建以上の戸建ての場合は、キッチンと浴室・洗面室を別フロアーに配置することが少なくなくなく、その場合は『ランドリーシューター』を設けて、浴室・洗面室で脱衣した衣類を、キッチン近くのランドリールームに落とすことも一つの選択肢としてご提案しています。
 
 

<ランドリーシューターとは>

え?ランドリーシューター?とはなんだろう?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。ランドリーシューターとは、上階の床に穴を開けて、下階へ洗濯物を落とす穴のことです。主に上階にある洗面台や脱衣キャビネットのに組み込み、下階にあるバスケットに落とすことが多いです。洗濯物がスムーズに落ちるように仕上げはツルツルしたメラミンやポリで仕上げることが多く、穴の大きさは直径30センチから45センチです。もちろん、勝手に床に穴を開けることはできませんので、設計の最初の段階からランドリーシューターの位置や大きさについては検討が必要です。
 
 

<ホテルライクな空間をキープ>

ランドリーシューターは家事動線を便利にするだけでなく、バスルームをホテルライクに保つ効果も絶大です。スペースに限りがある時は、洗面台下に海外製の洗濯機をビルトインするケースもありますが、小さくても可能な限りランドリールームを設けています。やはり、どうしても洗濯物を保管したり、干したり、アイロンをかけたりするスペースも必要なので、なかなか綺麗に保つのは大変だからです。そういう意味でもランドリーシューターがあれば、ランドリールームを洗面室・脱衣室とは別フロアーで考える選択肢も出てくるので、レイアウトの幅が広がります。
 
 

<横浜の家事例>

横浜の家は、2階にファミリーバスと洗面所、1階にランドリールームがあります。タオル収納に衣類を入れると、1階のシューズクロークの脇に落ちてくるようになっており、下に受けのかごを置いておけば、そのまま持って、ランドリールームにいくことができます。ランドリールームから裏口へ出られるようになっており、外に洗濯物を干すまでの一連の動作がとてもスムーズです。
 

 

 
 

<軽井沢の家事例>

軽井沢の家では、2階に主寝室とマスターバスルームがあり、ランドリールームはキッチン裏のパントリー内に設けています。そのため、洗面台の一番お風呂側の引き出しをランドリーシューターとし、1Fのランドリールームに洗濯物が落ちるようにしました。ビューが素晴らしい2Fはできる限りゆったりとしたスペースにしたいというご要望から、ランドリーは1Fに配置しシューターを設けました。ランドリールーム兼パントリーは、玄関とキッチンの間に配置されているので、家事動線がとてもスムーズです。

 

 

 
▶︎ランドリーシューターのリール動画はコチラ
 
 

<山手の家事例>

バスルームは寝室と同じ3階に設け、ランドリールームはキッチンと同じ2階に設けました。洗面台と浴室の間に設けた脱衣収納は、上部がタオル棚、下部がランドリーシューターとドライクリーニング用の引き出しになっています。ドライクリーニングと洗濯物をしっかり分別することで、家事負担が大きく軽減しますね!
 

 
家事動線をスムーズにするため、そしてバスルームほホテルライクに保つ為に、ランドリーシューターは有効な方法です。ランドリーシューターを設ければ、洗面室・脱衣室とランドリールームが別フロアーでも家事動線はスムーズになりますので、ぜひプランニングの早い段階から計画してみてください。

LET’S
WORK TOGETHER

We’re always delighted to discuss new collaborations.
Let us help you turn your
dreams into reality.